V2H電気代削減額計算
EVを家庭へ出す電気代の削減額を、充電と放電の2回の変換ロスを掛けたうえで年間額で出す計算機。
計算ツール
EVを家庭へ出すと、電気代はいくら減るか
V2Hで家用電気を使い、走行も続ける世帯の話を、削減額と走行分の充電電気代に分けて出します。 充電と放電で2回変換するので、同じ1kWhでも専用の蓄電池より多くの充電が必要です。 式と損益分岐の単価まで、この画面の下部に並べました。
カタログの総電力量です。40・62・60kWh の表記を見ている掲載元が多いので、自分の車の数値を入れてください
満充電で家に帰る前提なら100。毎朝どこまで充電するかで決まるので、実運用に合わせて下げてください
埼玉の停電対策(掲載元)が「ニチコンVSG3の停電時の初期設定は残量10%です」と書いている値。当サイトがメーカー資料を一次確認した数値ではない
電池の下限として残す分と、次日の走行のために残す分を合わせたSOCです
走行分は家庭へ回さないので、ここを引いた残りが高が家へ出せる上限になります。1日の走行距離 ÷ 電費で出します
コンセント側=家で実際に使った量です。「V2H給電量は1kWh単位」とする運用が多いので、小数は切捨てで入れてください
V2Hを使わなければ買っていた時間帯の単価です。どちらの単価も、再生可能エネルギー発電促進賦課金込みで読んでください。日産は自社試算の注記に「1000Wh=19円52銭で計算(東京電力 従量電灯B 第1段階)」と置いていますが、これは契約の実勢より安い側の単価なので、この画面の初期値にはしていません
夜間に充電する前提の単価です。一律の公表値は無いので、請求書か契約プランの料金表から入れます。日産が自社試算に置いた 19.52円/kWh は東電の第1段階の単価で、実勢より安い側です
同整理の Level 2(240V)充電の平均効率は89.4%で、幅は85〜95%(ロス5〜15%)。日本側の測定例として、東京都環境科学研究所が総電力量40kWhのEVを200V・3kWで充電し、給電量に対して約12%のロスを確認している
コンセント側で入れた電気に対して、電池へ入る割合です
電池側に対して、家へ出せる割合です。仕様書にV2H変換効率が書かれていればその値を。初期値の90%は掲載元が「定格出力時で約90%」と書いている値で、使う電気が少ないとさらに下がると同掲載元は注記しています
初期値の300日は、ほぼ毎日1往復する前提です。走行しない日は家庭へ出せないなら、その日数を引いてください
年間削減額(40.0kWh・帰宅100%・確保10%・走行8.0kWh・家庭へ4.0kWh・31円/kWh/17円/kWh・89.0%×90.0%・300日)
11,732円
4.0kWh × 31円/kWh − 4.99kWh × 17円/kWh = 39.1円/日 × 300日 = 11,732円
- 1日の削減額
- 39.1円
- 1か月の削減額
- 978円
- シフト分に必要な充電量(1日)
- 4.99kWh
- 放出1kWhあたりの削減額
- 9.78円/kWh
2回の変換で失われる電気と、往復効率
往復効率は 89.0% × 90.0% = 80.1%。家へ 4.0kWh 出すと、電池からは 4.44kWh を取り出す必要があります
家へ 4.0kWh 出すためにコンセント側で 4.99kWh 充電が必要で、0.99kWh が失われます。1年では 298.13kWh です
「放出量 × 単価」だけの目安だと 37,200円。今の入力ではこの差 25,468円 が、失う電気を数えていないぶん膨らんでいます
V2H はコンセントから電池へ入れる(AC→DC)ときと、電池から家へ出す(DC→AC)ときの 2 回変換します。だから往復効率は充電効率 × 放電効率で、片方を 100% にしてもう片方だけ掛ける蓄電池の計算とは違います。Japan Energy Times は V2H 経由の自家消費について「AC→DC→AC 変換の重複で合計15〜25%のロス」と幅を書いていて、この画面の 80.1% はその幅の内側です
走行用の充電電気代(削減額とは別科目)
1日の走行 8.0kWh のためにコンセント側で 8.99kWh 充電するので、152.8円/日・45,843円/年 です。ここを削減額に足し引きすると「EVに乗り換えると安いか」の話になるので、このページは分けています
走行込みの比較はEVとガソリン車の維持費比較、充電そのものの電気代はEV電気代計算にあります
入力した放出量が、家へ回せる量を超えています
帰宅残量から走行分と確保分を引くと、電池側で 28.0kWh、家へ出せる量で 25.2kWh です。入力した 4.0kWh はこの中に収まっています
損益分岐
使う時点の単価 31円/kWh を取り返すには、充電する時間帯の単価が 24.83円/kWh 以下でなければなりません。逆に充電を 17円/kWh でする前提なら、使う時点の単価が 21.22円/kWh 以上ないと損になります。今の入力は得をしています
今の入力で家へ回せる上限は 25.2kWh です(電池側 28.0kWh に放電効率を掛けた値)。走行分を 8.0kWh、確保分を 10% に置いたので、容量 40.0kWh のうちここだけが残ります
専用の家庭用蓄電池で同じ話をするなら蓄電池の電気代削減額を出す(効率が1回ぶんなので分岐単価がゆるくなります)。 V2Hは何日分もたせるかはV2H必要容量計算、蓄電池とV2Hの役割の違いは蓄電池とV2Hの違いに書きました
計算式
変数の意味
| 記号 | 意味 | 単位 |
|---|---|---|
| C | EVバッテリーの総電力量(カタログの容量) | kWh |
| s_full | 帰宅時・充電後のSOC。満充電で帰るなら100 | % |
| s_res | 走行用と電池下限として確保し、家へ出さないSOC | % |
| G | 1日の走行で電池から使う電力量(家へ回せない分) | kWh |
| E | 1日に家庭へ放出する電力量(コンセント側=家で使った量) | kWh |
| u | 放出する時間帯の買電単価(賦課金込みで読む) | 円/kWh |
| c | 充電する時間帯の買電単価(賦課金込みで読む) | 円/kWh |
| η1 | 充電効率。コンセント側に対して電池へ入る割合 | % |
| η2 | 放電効率。電池側に対して家へ出せる割合 | % |
| d | 1年にこの使い方をする日数 | 日 |
費用の目安
| 区分 | 金額 | 想定条件 |
|---|---|---|
| 低め | 7,957 円/年 | 40kWhのEVに帰宅100%・走行8kWh・家庭へ4kWhを300日(使う単価31円/kWh・充電19.52円/kWh・充電効率89%×放電効率90%)。1日26.5円で、失われる電気は年298.13kWhです |
| 標準 | 11,732 円/年 | 同じ40kWh・4kWh/日・300日で、充電を夜17円/kWhでする前提(使う単価31円・89%×90%)。1日39.1円・1か月978円で、シフト分の充電は1日4.99kWh必要です |
| 高め | 21,411 円/年 | 62kWhのEVに走行10kWh・家庭へ6kWhを365日(使う単価31円・充電17円・89%×90%)。1日58.7円・1か月1,784円で、失われる電気は年544.08kWhになります |
金額が変動する要因
- 充電効率(充電方式)
- 家庭へ4kWh出すための充電量は、効率89%(200V普通充電)で4.99kWh、84%(100V普通充電)で5.29kWh、100%(ロスを数えない)で4.44kWhです。同じ条件の年間削減額は89%で11,732円、84%で10,216円、充電だけ100%にすると14,533円になります
- 充電する時間帯の単価
- 使う単価31円・89%×90%・300日のまま充電単価だけ動かすと、17円で年11,732円、日産が自社試算に置いた19.52円で7,957円、分岐の24.83円でちょうど0円、昼夜同じ31円だと年9,242円のマイナスになります
- 放電効率を混ぜるか混ぜないか
- V2Hは充電(AC→DC)と放電(DC→AC)の2回変換するので、往復効率は充電効率×放電効率です。89%×90%なら80.1%、どちらも100%にすれば同じ入力で年16,800円。専用の蓄電池の計算のように効率を1個だけ掛ける読み方だと、このページより大きい金額になります
- 1日の走行電力量
- 走行分は家へ回せないので、40kWh・帰宅100%・確保10%から走行8kWhを引くと家へ出せる上限はAC側で25.2kWh、走行14kWhにすると19.8kWhまで下がります。走行分の充電電気代は17円前提で年45,843円、走行14kWhだと年80,225円で、これは削減額とは別の科目です
- 1日の放出量と1年に動かす日数
- 式は放出量に比例します。40kWh・4kWh/日・300日で年11,732円、62kWh・6kWh/日・365日で年21,411円。放出量を30kWhまで上げると年87,989円になりますが、この入力の家へ回せる上限は25.2kWhなので、成立しない前提の金額です
V2Hの削減額には、変換が2回入る
専用蓄電池の削減額の計算に、V2Hをそのまま当てると数字が大きくなります。理由は変換の回数です。
蓄電池 … 入れた電気 ÷ 往復効率 (変換を1回としてまとめている)
V2H … 入れた電気 ÷(充電効率 × 放電効率) (コンセント→電池、電池→家 の2回)
家へ4kWh出したいとき、電池側からは4.44kWhを取り出し、コンセント側からは4.99kWh充電します。この0.99kWh/日(年298.13kWh)が、蓄電池の計算では1回ぶん、V2Hでは2回ぶんの差として出てくる失われる電気です。Japan Energy Times は V2H 経由の自家消費について「太陽光余剰電力をV2H経由でEVに蓄えて自家消費する場合、AC→DC→AC変換の重複で合計15〜25%のロスが生じ単純自家消費より効率が低下する」と書いていて、このページの標準の入力(89%×90%=往復80.1%)はその幅の内側にいます。
走行分の充電電気代は、削減額に混ぜない
同じEVで走行も続ける前提なので、電池の容量は走行分と家へ回す分に分かれます。40kWh・帰宅100%・確保10%から走行8kWhを引くと、電池側で28.0kWh、放電効率を掛けた家へ出せる上限は25.2kWhです。走行14kWhにすると、この上限は19.8kWhまで下がります。
そして走行のために充電する電気にもお金がかかります。17円/kWhで充電している世帯なら、走行8kWhで年45,843円、走行14kWhだと年80,225円です。ここを削減額に足し引きすると「EVに乗り換えると安いか」という別の話になるので、このページは家庭へ回す分の削減額だけを出しています。乗り換え込みの比較はEVとガソリン車の維持費比較、充電そのものの電気代はEV電気代計算にあります。
「放出量 × 単価」だけの数字との差
V2Hの削減額を扱ったページの多くは、放出量に買電単価を掛けた1本の式で金額を置いていました(電池バンクは「年間削減約5万円」という幅だけを書き、内訳の式を本文に置いていません)。同じ入力で並べると、差はこうなります。
| 入力 | 1本式(放出量×31円×日数) | 往復ロスを引いた削減額 | 差 |
|---|---|---|---|
| 4kWh/日・300日 | 37,200円 | 11,732円 | 25,468円 |
| 6kWh/日・365日 | 67,890円 | 21,411円 | 46,479円 |
| 30kWh/日・300日 | 279,000円 | 87,989円 | 191,011円 |
この差は シフト分の充電量 × 充電単価 × 日数 で決まります(上の表の1行目は 4.99kWh × 17円 × 300日 = 25,468円)。だから1本式の数字と突き合わせるときは、放出量と単価より先に「充電元をいくらと置いたか」を確認してください。3行目は放出量30kWhが入力として成立していない例で、この世帯の家へ回せる上限は25.2kWhです。
単価差がないと、削減額はマイナスになる
このページが口径を分けたかったのはここです。使う時点の単価と充電する時点の単価が同じなら、減るのは失う電気ぶんだけで、電気代は増えます。
| 口径 | 使う単価/充電単価 | 1日の削減額 | 年間削減額 |
|---|---|---|---|
| 夜17円で充電し、昼31円で使う | 31円/17円 | 39.1円 | 11,732円 |
| 日産の試算と同じ19.52円で充電 | 31円/19.52円 | 26.5円 | 7,957円 |
| 分岐している充電単価 | 31円/24.83円 | 0円 | 0円 |
| 昼夜まったく同じ単価 | 31円/31円 | ▲30.8円 | ▲9,242円 |
分岐はどちらにもあります。充電単価なら 使う単価 × 往復効率(31円 × 80.1% = 24.83円/kWh)、使う時点の単価なら 充電単価 ÷ 往復効率(17円 ÷ 80.1% = 21.22円/kWh)。充電効率84%の100V普通充電では、分岐の充電単価は23.44円/kWhまで厳しくなります。
なお、日産はV2Hの自社試算の注記に「※1000Wh=19円52銭で計算(東京電力 従量電灯B 第1段階(使用量120kWh以下))」と置いていますが、第1段階の単価なので実勢より安い側の数字です。このページの初期値にはしていません。
単価の内訳と、このページが扱わない口径
電気代削減額の式には、再エネ賦課金込みの単価を入れてください。国の試算も家庭用蓄電システムの経済効果を「従量料金単価+再エネ賦課金単価−余剰売電単価」の形で組んでいます。賦課金単価は電気料金の内訳に年度別の値があります。
- 太陽光の余剰電力をEVへ貯める口径は扱いません。V2H往復の追加ロスはEV充電ロス計算側に15〜25%の幅として置いてあります。
- 「約4日分」のような日数の話はV2H必要容量計算と、公表値を割り返したV2H「何日分」の表に分けました。削減額と日数は同じ入力で動く別軸です。
- 補助金を入れて回収できるかは、V2Hの補助金に制度の値を置いてあります。このページは電気代の話だけを出します。
蓄電池とV2H、どちらの口径で見るか
同じ「家に蓄える」でも、専用の家庭用蓄電池とV2Hでは、上の表の分岐単価が変わります。効率が1回ぶんの蓄電池は分岐がゆるく、2回ぶんのV2Hは厳しくなる。どちらを置くかの判断材料は蓄電池とV2Hの違い、V2Hそのものの仕組みはV2Hとはに書きました。
日本での計算例
全国共通
40kWhのEVで夜に充電し、朝方と夜の4kWhを家へ回す(走行8kWh・帰宅100%・確保10%・年に300日)
- バッテリー容量
- 40kWh
- 帰宅SOC
- 100%
- 確保SOC
- 10%
- 1日の走行電力量
- 8kWh
- 1日の放出量
- 4kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 17円/kWh
- 充電効率
- 89%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 300日
- 年間削減額
- 11,732円
- 1か月の削減額
- 978円
- 1日の削減額
- 39.1円
- シフト分の充電量
- 4.99kWh/日
- 失われる電力量(1年)
- 298.13kWh
- 放出1kWhあたりの削減額
- 9.78円/kWh
- 走行分の充電電気代
- 45,843円/年
※ 同じ入力で「放出量 × 使う単価」だけの1本式を使うと37,200円。差の25,468円が、失われる電気を数えていないぶんです
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
昼夜で単価が変わらない契約で、夜に充電して朝方へ回す(充電も31円/kWh)
- バッテリー容量
- 40kWh
- 1日の走行電力量
- 8kWh
- 1日の放出量
- 4kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 31円/kWh
- 充電効率
- 89%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 300日
- 年間削減額
- -9,242円
- 1日の削減額
- -30.8円
- 1か月の削減額
- -770円
- 放出1kWhあたりの削減額
- -7.70円/kWh
- 分岐する充電単価
- 24.83円/kWh
※ 単価差がないと、削減額はゼロではなくマイナスになります。往復効率80.1%で充電ぶんが高くつくので、充電単価が24.83円/kWhを超えた時点で損です
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
62kWhのEVで毎日1往復、走行10kWh・家庭へ6kWh(365日)
- バッテリー容量
- 62kWh
- 1日の走行電力量
- 10kWh
- 1日の放出量
- 6kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 17円/kWh
- 充電効率
- 89%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 365日
- 年間削減額
- 21,411円
- 1か月の削減額
- 1,784円
- 家へ回せる上限
- 41.22kWh/日
- シフト分で失われる電力量(1年)
- 544.08kWh
- 走行分の充電電気代
- 69,719円/年
※ 容量を上げても1日の放出量で金額は決まります。この入力の1本式は67,890円で、差は46,479円です
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
100Vの普通充電で充電効率が84%に下がる世帯(他は標準と同じ)
- バッテリー容量
- 40kWh
- 1日の走行電力量
- 8kWh
- 1日の放出量
- 4kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 17円/kWh
- 充電効率
- 84%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 300日
- 往復効率
- 75.6%
- 年間削減額
- 10,216円
- シフト分の充電量
- 5.29kWh/日
- 失われる電力量(1年)
- 387.30kWh
- 分岐する充電単価
- 23.44円/kWh
- 走行分の充電電気代
- 48,571円/年
※ 効率を5%下げるごとに必要充電量が増えるので、分岐する充電単価も24.83円から23.44円へ厳しくなります
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
東京電力エリア
日産が自社試算に置いた単価(1kWh=19円52銭・東電従量電灯B第1段階)を充電側に入れる
- バッテリー容量
- 40kWh
- 1日の走行電力量
- 8kWh
- 1日の放出量
- 4kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 19.52円/kWh
- 充電効率
- 89%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 300日
- 年間削減額
- 7,957円
- 1日の削減額
- 26.5円
- 分岐する使う時点の単価
- 24.37円/kWh
- 走行分の充電電気代
- 52,638円/年
※ 19.52円/kWhは第1段階(月120kWh以下)の単価で、実勢より安い側の数字です。これを充電側に入れると分岐する使う単価が24.37円まで上がります
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
放出量を30kWhまで上げる(家へ回せる上限を超える入力のときに何が起きるか)
- バッテリー容量
- 40kWh
- 1日の走行電力量
- 8kWh
- 1日の放出量
- 30kWh
- 使う時点の単価
- 31円/kWh
- 充電単価
- 17円/kWh
- 充電効率
- 89%
- 放電効率
- 90%
- 1年に動かす日数
- 300日
- 家へ回せる上限
- 25.20kWh/日
- 年間削減額
- 87,989円
- 1か月の削減額
- 7,332円
- 失われる電力量(1年)
- 2,235.96kWh
- 1本式との差
- 191,011円
※ 上限の25.20kWhを超えている入力なので、この金額は成立しません。画面が「家へ回せる量を超えています」を出すのはこの行です
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
⚠ 注意事項
- 削減額を出す式は1本だけです。放出量 × 使う時点の単価 - シフト分の充電量 × 充電時点の単価。ただしシフト分の充電量は放出量 ÷ 往復効率で決まり、その往復効率が充電効率 × 放電効率なので、専用の家庭用蓄電池の計算よりロスが重くなります
- 走行分の充電電気代は削減額に含めません。V2Hの話と「EVに乗り換えると安いか」の話は前提が違うので、同じ画面の中で別科目として並べています。足し引きした数字が欲しい場合は /ev/vs-gasoline/ 側に比較の式があります
- 充電効率の候補(84%・89%・86%・90%)は Japan Energy Times が方式別に並べた実測平均の中点で、幅と測定条件の注記を各候補の note に持たせています。日本の100Vコンセントで測った値ではなく、米国120V(Level 1)の実測である旨も同記事に注記があります
- 放電効率の初期値90%は、掲載元が「家へ送るときの変換効率は定格出力時で約90%で、使う電気が少ないとさらに下がります」と書いている値の受転です。当サイトがメーカー資料で一次確認した数値ではないので、仕様書の値に書き直してください
- 単価は再生可能エネルギー発電促進賦課金込みで入力してください。国が蓄電池の経済効果を試算した式も、従量料金単価に賦課金単価を足した値から失う売電単価を引く形で作られています
- 太陽光の余剰電力をEVへ貯めて夜に使う話は、このページでは扱いません。V2H往復の追加ロスは /ev/charging-loss/ 側に15〜25%の幅として置いてあります
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
計算結果は入力された容量・SOC・走行電力量・放出量・単価・充放電効率・稼働日数にもとづく概算です。実際の電気代は契約プランの時間帯別単価、燃料費調整額、再エネ賦課金、V2H機器の変換効率と待機電力、電池の容量劣化、車の走行実績によって変わります。
関連記事
出典・データソース
- A
- B
[nissan-v2h-katei-nyuuryo] 日産自動車株式会社(ev2.nissan.co.jp 公式)
電気自動車(EV)の電気は、家でも使える。V2H。Vehicle to Homeアクセス日:2026-10-21
- B
[panasonic-v2h-jiritsu-ryokyu] パナソニック株式会社(sumai.panasonic.jp 公式)
V2H蓄電システム|住宅用 太陽光発電・V2H蓄電システム・EV充電設備(個人のお客様向け)|住まいの設備と建材|Panasonicアクセス日:2026-10-21
- C
[v2hsaitama-teiden-nichisuu] 埼玉の停電対策(v2h-saitama.jp・工務店系オウンドメディア)
V2Hは停電時に何日使える?現行リーフ満充電なら節電して約6日分|埼玉の停電対策アクセス日:2026-10-21
- C
[hapinice-v2h-bousai-simu] 株式会社ハピナイス(豊橋市の注文住宅・工務店/hapinice.net)
停電時にEVから家へ給電すると何日暮らせる?もしものV2H防災シミュレーションアクセス日:2026-10-21
- C
[denchibank-v2h-syuukou] 電池バンク(denchi-bank.com)
V2Hは元が取れる?投資回収年数を費用・電気代・補助金からシミュレーション【2026年版】アクセス日:2026-10-21
よくある質問
- Q. V2Hで電気代はいくら減りますか
- A. 家へ出す電気の量と、充電と放電の効率で決まります。40kWhのEVで家庭へ4kWh/日を年に300日、使う単価31円/kWh・充電17円/kWh・充電効率89%×放電効率90%なら年11,732円(1日39.1円)です。62kWhで放出6kWhを365日なら年21,411円。同じ入力で「放出量×使う単価」だけの1本式を使うと37,200円・67,890円になり、差の25,468円・46,479円が失われる電気を数えていないぶんです
- Q. V2Hは蓄電池よりロスが多いのはなぜですか
- A. コンセントから電池へ入れる(AC→DC)と、電池から家へ出す(DC→AC)の2回変換するからです。充電効率89%・放電効率90%なら往復効率は80.1%で、家へ4kWh出すのにコンセント側で4.99kWh充電します。専用の家庭用蓄電池の計算は効率を1個だけ掛けるので、同じ入力でもこちらの方が削減額は小さくなります(充電効率を100%にした対照で年14,533円に対し、両方掛けると11,732円)
- Q. V2Hで損をしないための単価はいくらですか
- A. 充電する時間帯の単価が、使う時点の単価 × 往復効率以下なら得です。使う単価31円・往復効率80.1%なら分岐は24.83円/kWh。逆に充電を17円でする前提なら、使う時点の単価が21.22円/kWh以上必要です。昼夜で単価が変わらない契約(31円・31円)だと、ロスの充電電気代が重なって年9,242円のマイナスになります
- Q. EVの走行用の電気代も一緒に見た方がいいですか
- A. 分けてください。このページは家庭へ回す分の削減額だけを出していて、走行分の充電電気代は別科目で並べています。標準の入力で走行8kWhなら年45,843円、走行14kWhなら年80,225円です。走行分を足し引きした比較が欲しければ、EVとガソリン車の比較 Calculator を使ってください