EV充電ロス計算
電池側電費と充電効率から失われるkWh・円・電気代の増加率を出し、コンセント側の実効電費とV2Hの追加ロスまで計算。
計算ツール
充電で失われる電力量と金額を、自分の走行距離で出す
EV は充電のあいだに電力の一部を熱などで失うため、バッテリーに 100kWh 入れるにはコンセント側から 100kWh より多い電力量が必要になります。この画面は方式別の充電効率を選んで、1か月に失われる kWh・円・電気代の増加率、そしてコンセント側で見ると電費がいくら悪化するかを出します。
ランキング側は満充電法の電費(電池に入った電力量で走れた距離)なので、そのまま電池側の入力に使えます。公表WLTC側は充電器から入れた交流電力量を基準にした値なので、効率を掛ける計算と合わせるとロスを二重に数えるおそれがあります
初期値の6km/kWhは、Japan Energy Times がロスの表に、ENEOS Power が「一般的なEVの電費」として置いている値です
日産の法人コラムが置く比較条件(月1,000km走行)
ここに入れた距離を電費で割った量が、バッテリー側に必要な電力量です
同整理の Level 2(240V)充電の平均効率は89.4%で、幅は85〜95%(ロス5〜15%)。日本側の測定例として、東京都環境科学研究所が総電力量40kWhのEVを200V・3kWで充電し、給電量に対して約12%のロスを確認している
ロス15%なら 85 を入れます。「ロスを数えない」を選ぶと電気代はバッテリー側の金額と一致します
全国家庭電気製品公正取引協議会の新電気料金目安単価(2022年7月改定、税込)。ENEOS Power とパナソニックの EV 試算もこの単価を使っている
失われる電力量に掛ける単価です。ガイドの単価表からたどった ?price= はここに自動で入ります
太陽光の余剰電力を EV に貯めて夜家庭へ戻す使い方をすると、充電と放電の変換が重なります
0 にすると V2H の行は出ません
1か月に失われる電力量(月1,000km・電費6km/kWh・効率89%)
20.60kWh
1,000km ÷ 6.00km/kWh = 166.67kWh、166.67kWh ÷ 0.8900 = 187.27kWh(差分 20.60kWh)
- 失われる金額(1か月)
- 639円
- 失われる金額(1年)
- 7,663円
- 電気代の増加率
- 12.4%
- コンセント側で見た電費
- 5.34km/kWh
- バッテリー側の電力量
- 166.67kWh
- コンセント側必要な電力量
- 187.27kWh
- ロス無しの1か月電気代
- 5,167円
- ロス込みの1か月電気代
- 5,805円
V2H 往復の変換を足した必要電力量
充電(AC→DC)と放電(DC→AC)が重なるぶんの追加電力量が出ます
往復込みで見た実効電費(km/kWh)
V2H 経由で自家消費すると、充電(AC→DC)と放電(DC→AC)の変換が重なる。Japan Energy Times は「太陽光余剰電力をV2H経由でEVに蓄えて自家消費する場合、AC→DC→AC変換の重複で合計15〜25%のロスが生じ単純自家消費より効率が低下する」としており、この計算機は中点の20%を幅の目安として掛ける
掲載元の記述を再現している行
月1,000km・電費6km/kWh・効率85%に置くと、Japan Energy Times の表(約196kWh・6,076円)とエネがえるの例(約196.1kWh)がこの画面で確かめられます
効率は掲載元が実測として書いた幅の中点です。エネがえるは「充電効率85%は全車種共通の定数ではありません」と書いており、同じ方式でも車載充電器の設計で幅が出るため、ここは入力値で動かします
入力の電費はバッテリー側(電池に入った電力量で走れた距離)です。満充電法で測った電費がこれに当たります。すでにコンセント側の実測電費(請求されたkWhで割って出した値)を持っている場合は、ここで効率を掛ける必要はありません — 二重に補正すると必要電力量を過大に計算します
ここに出す金額は、充電で失われた電力量に電気料金単価を掛けた概算です。実際の請求は契約プランの段階料金・基本料金・ 時間帯別単価が上に乗るため、この金額ぶんぴったりが増えるとは限りません。公共の急速充電は分単位課金が混在するので、 その金額は EV充電料金計算 の側で扱っています
計算式
変数の意味
| 記号 | 意味 | 単位 |
|---|---|---|
| D | 1か月の走行距離 km。月362km・月833km(年1万km)・月1,000kmの候補を置いてあり、手入力もできます | km/月 |
| E | 電池側電費 km/kWh。満充電法で測った「電池に入った電力量で走れた距離」です。メーカー公表の交流電力量消費率は充電器側から入れた電力量の口径になり得るため、効率を掛ける計算と重ねる場合は注意書きが出ます | km/kWh |
| eta | 充電効率 %。100V側84%・200V側89%・急速50kW側86%・高出力側90%の候補と、ロスを数えない100%、自分の実測値を入力できます | % |
| P | 電気料金単価 円/kWh。目安単価31円/kWhと関西電力の従量電灯A第2段階26.29円/kWh、自分の契約単価が選べます | 円/kWh |
| V | V2H 往復で追加で失う率 %。幅15〜25%の中点20%の候補があり、0にするとこの行は出ません | % |
費用の目安
| 区分 | 金額 | 想定条件 |
|---|---|---|
| 低め | 574 円/月 | 月1,000km・電池側電費6km/kWh・電気料金単価31円/kWhで、充電効率90%(急速充電 90kW以上の幅)を置いた場合のロス分 |
| 標準 | 639 円/月 | この画面の初期値。同じ月1,000km・電費6km/kWh・31円/kWhで、家庭用200V普通充電の効率89%(実測平均89.4%の幅中点)を置いた場合 |
| 高め | 984 円/月 | 同じ条件で効率84%(家庭用100V側の実測平均83.8%)を置いた場合。電池に入った量が4kWh未満の短い充電ではロス率が約26%まで増えるという記載もあります |
金額が変動する要因
- 充電方式(効率の幅)
- 月1,000km・電費6km/kWh・31円/kWhで効率だけを 90%→89%→86%→85%→84% と動かすと、失われる金額は月574円・639円、841円、912円、984円と並びます。効率はこの幅ぶん動くので、1つの数字を全車共通の定数にはできません
- 1か月の走行距離
- ロス電力量は走行距離に比例します。同じ効率89%で月362kmなら7.46kWh・231円、月1,000kmなら20.60kWh・639円、月1,500kmなら30.90kWh・958円です
- 電池側電費
- 電費が悪い車ほど入る電力量が増えるので、ロスの絶対量も増えます。効率89%・月1,000kmなら、電費10.35km/kWhで失われるのは11.94kWh(370円)、4.85km/kWhでは25.48kWhが失われ790円です
- V2H 往復の有無
- 太陽光の余剰電力をEVに貯めて家庭へ戻す使い方をすると、AC→DCとDC→ACの変換が重複します。効率89%に追加ロス20%を乗せると月1,000kmの必要電力量は187.27kWhから234.08kWhへ増え、実効電費は5.34km/kWhから4.27km/kWhへ下がります
失われる電力量は「電池側 ÷ 効率」で決まる
EV の充電は、コンセントから入れた電力をぜんぶバッテリーに貯められません。車載充電器の変換と発熱管理で一部が熱になり、バッテリーに 100kWh 収めるには 100kWh より多くを入れます。式は割り算1本です。
電池に必要な電力量 = 走行距離 ÷ 電池側電費
コンセント側必要な電力量 = 電池に必要な電力量 ÷ 充電効率
失われる電力量 = コンセント側 − 電池側
例:1,000km ÷ 6km/kWh = 166.67kWh → ÷ 0.89 = 187.27kWh → ロス 20.60kWh
この 20.60kWh に電気料金単価を掛けると 639円/月、1年で 7,663円 です。「EV 充電ロス」で検索上位のページは幅の数字を記事に書いていますが、自分の走行距離で何kWh・何円になるかを出せる入力画面は上位10件にありませんでした。この画面は方式別の効率を選んで、失われる kWh・円・増加率・コンセント側の実効電費を同時に出します。単位の話はEV電費とはに、公表値と実電費の区別までまとめてあります。
効率は4方式あり、1つの定数にできない
プリセットに置いてあるのは、掲載元が実測として書いた値の幅中点です。
| 方式 | 効率の候補 | 掲載元の実測表記 | ロス率 |
|---|---|---|---|
| 家庭用 100V 普通充電 | 84% | Level 1(120V)平均83.8%、4kWh未満の充電では約26% | 約16% |
| 家庭用 200V 普通充電 | 89% | Level 2(240V)平均89.4%、幅85〜95%。日本の測定例は約12%のロス | 5〜15% |
| 急速充電 50kW(CHAdeMO) | 86% | DC急速85〜90%、CHAdeMO(50kW)は85〜88% | 10〜15% |
| 急速充電 90kW以上 | 90% | スーパーチャージャー(250kW)は90%前後 | 約10% |
数値の出典と調査時点はEV充電・電費データに行で並べてあります。エネがえるは「充電効率85%は全車種共通の定数ではありません」と明記しているので、この画面は1本の定数を前提にせず、効率を入力値として動かし続けます。この幅が金額にどう響くかは、EV充電ロスは何割か方式別にで計算順ごとに見られます。
掲載元の金額は、この画面で再現できる
月1,000km・電池側電費6km/kWhという前提は、複数の掲載元が共有しています。
| 条件 | 掲載元の記載 | この画面 |
|---|---|---|
| 効率90%・31円/kWh | Japan Energy Times「約185kWh・5,735円」 | 185.19kWh・5,741円 |
| 効率85%・31円/kWh | 同「約196kWh・6,076円」 | 196.08kWh・6,078円 |
| 効率85%・30円/kWh | エネがえる「1,000÷6÷0.85=約196.1kWh、費用は約5,882円」 | 196.08kWh・5,882円 |
| 効率100%(ロス無し) | 同記事の対照「約166.7kWh・5,000円」 | 166.67kWh・5,167円(31円側) |
年額の追加コストだけは差が出ます。同記事は kWh を丸めてから引くので 6,696円/10,788円、この画面は丸める前に引くので 6,889円/10,941円 です。丸め順の違いで、記事側の「年間6,700〜10,800円」という幅とほぼ重なります。
掛ける方向を間違えると、必要電力量は過大になる
この画面が補正する方向は1つだけです。電池側の実測電費 → 効率で割る → コンセント側の必要電力量。すでにコンセント側で測った電費(請求された kWh で割った値)に効率を掛けたら、同じ損を2回数えることになります。エネがえるが「コンセント側の測定で求めた電費へ効率補正を重ねると、必要電力量を過大に計算します」と書いたのはまさにこの話です。
もう1つ、メーカー公表値も同じ罠を持っています。公表の交流電力量消費率は充電器から入れた交流電力量を走行距離で割った値で、充電時の損失を含み得ます。同じ出典に「カタログの値から電気代を出すときは、ロスを重ねて掛けません」とあるため、この画面で公表WLTCの電費を選んで効率を掛けると注記が出るようにしてあります。
自宅充電の請求額そのものはEV電気代計算が充電効率を掛けずに月と年を出しています。つまり「電気代ページ側の金額 × この画面の増加率」で請求額の差が説明できる — 2ページを同じ条件で並べて確かめてください。円/km の内訳に落として維持費まで按分したい場合はEV走行コスト計算が使えます。
V2H 往復と、急速充電の課金の別物扱い
太陽光の余剰電力を EV に貯けて夜家庭へ戻すと、AC→DC と DC→AC の変換が重なります。掲載元は「合計15〜25%のロス」という幅を書いており、この画面は中点の20%を追加ロスとして掛けられます。月1,000km・効率89%なら必要電力量は 187.27kWh から 234.08kWh、実効電費は 5.34km/kWh から 4.27km/kWh です。
急速充電の分単位課金は、この金額とは別計算になります。充電した電力量で課金されるわけではないので、実質的な円/kWh に換算してから比較する流れはEV充電料金計算側に置いてあります。V2Hそのもののしくみと放電側の口径はV2Hとはに、充電効率の測り方はEV電費計算の満充電法の説明にあります。
日本での計算例
全国共通
①初期値。月1,000km・電池側電費6km/kWh・効率89%(家庭用200V普通充電)・31円/kWh
- 1か月の走行距離
- 1,000km
- 電池側電費
- 6km/kWh(Japan Energy Times と ENEOS Power が置く「一般的なEVの電費」)
- 充電効率
- 89%(Level 2 の実測平均89.4%の幅中点)
- 電気料金単価
- 31円/kWh
- V2H往復の追加ロス
- なし
- 電池に必要な電力量
- 166.67kWh
- コンセント側必要な電力量
- 187.27kWh
- 失われる電力量
- 20.60kWh
- 失われる金額
- 639円/月・7,663円/年
- 電気代の増加率
- 12.4%
- コンセント側実効電費
- 5.34km/kWh
- ロス無しの1か月電気代
- 5,167円
- ロス込みの1か月電気代
- 5,805円
※ 東京都環境科学研究所が総電力量40kWhのEVを200V・3kWで充電した実測は「給電量に対して約12%のロス」で、この行の12.4%と同じ幅です。ロスの割合そのものは幅の中点に置いた仮定値なので、実測値がある場合は入力で動かせます
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
②掲載元の表を再現。効率90%(ロス10%)で月1,000km・電費6km/kWh・31円/kWh
- 1か月の走行距離
- 1,000km
- 電池側電費
- 6km/kWh
- 充電効率
- 90%
- 電気料金単価
- 31円/kWh
- コンセント側必要な電力量
- 185.19kWh
- 失われる電力量
- 18.52kWh
- 失われる金額
- 574円/月
- 失われる金額(年)
- 6,889円
- 電気代の増加率
- 11.1%
- コンセント側実効電費
- 5.40km/kWh
※ Japan Energy Times は同じ条件を「約185kWh・5,735円」と載せています。同社は年額の追加コストを 6,696円としていますが、これは kWh を丸めてから引いた値で、この画面は丸める前に引くため 6,889円 になります。数百円の差は丸め順の違いです
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
③幅の逆側。効率85%(ロス15%)で月1,000km・電費6km/kWh・31円/kWh
- 1か月の走行距離
- 1,000km
- 電池側電費
- 6km/kWh
- 充電効率
- 85%
- 電気料金単価
- 31円/kWh
- コンセント側必要な電力量
- 196.08kWh
- 失われる電力量
- 29.41kWh
- 失われる金額
- 912円/月
- 失われる金額(年)
- 10,941円
- 電気代の増加率
- 17.6%
- コンセント側実効電費
- 5.10km/kWh
※ 同記事の表は「約196kWh・6,076円」で、年額の追加は 10,788円 としています。同記事が置く「月1,000kmなら年間6,700〜10,800円がロス分の電気代」という幅は、上の 6,889円〜10,941円 にほぼ重なります
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
④エネがえるの計算例。効率85%・電力単価30円/kWh・月1,000km・電池側電費6km/kWh
- 1か月の走行距離
- 1,000km
- 電池側電費
- 6km/kWh(記事の言う「電池側電費」)
- 充電効率
- 85%
- 電気料金単価
- 30円/kWh(その他を選んで入力)
- コンセント側必要な電力量
- 196.08kWh
- ロス込みの1か月電気代
- 5,882円
- 失われる電力量
- 29.41kWh
- 失われる金額
- 882円/月
- ロス無し側(記事の対照)
- 166.67kWh・5,000円
※ 同記事は逐字で「充電入力は1,000÷6÷0.85=約196.1kWh、費用は約5,882円。一方、6km/kWhがコンセント側の実測電費なら約166.7kWh・5,000円です」と書いています。上の各行はその両側をこの画面の入力で再現したものです
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
全国共通
⑤V2H 往復の変換重複。効率89%に追加ロス20%を乗せる
- 1か月の走行距離
- 1,000km
- 電池側電費
- 6km/kWh
- 充電効率
- 89%
- 電気料金単価
- 31円/kWh
- V2H往復の追加ロス
- 20%(幅15〜25%の中点)
- コンセント側必要な電力量
- 187.27kWh
- V2H往復込みの必要電力量
- 234.08kWh
- 往復でさらに失う電力量
- 46.82kWh
- V2H往復込みの実効電費
- 4.27km/kWh
- 往復ぶんの追加金額
- 1,451円/月
※ Japan Energy Times の FAQ は「太陽光余剰電力をV2H経由でEVに蓄えて自家消費する場合、AC→DC→AC変換の重複で合計15〜25%のロスが生じ単純自家消費より効率が低下する」としています。ここでの20%は幅の中点に置いた仮定で、実測値ではありません
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
⚠ 注意事項
- 充電効率は全車種共通の定数ではありません。エネがえるは「充電効率85%は全車種共通の定数ではありません」と書き、車載充電器の変換効率を「最新のEVでも約85〜95%程度」としています。この画面のプリセットは掲載元が実測として書いた幅の中点で、幅とその測定条件は各候補の注記にそのまま残してあります
- 入力の電費は電池側(電池に入った電力量で走れた距離)です。すでにコンセント側の実測電費(請求されたkWhで割って出した値)を持っている場合は、ここに効率を掛けてはいけません。エネがえるは「コンセント側の測定で求めた電費へ効率補正を重ねると、必要電力量を過大に計算します」と注意を載せていて、この計算機も同じ方向の補正だけを1回掛けます
- メーカー公表の交流電力量消費率は、充電器から入れた交流電力量を走行距離で割った値で、充電時の損失をすでに含む口径になり得ます。Japan Energy Times は「カタログの値から電気代を出すときは、ロスを重ねて掛けません」と書いており、公表WLTCの電費のまま効率を掛ける入力にはその旨の注記が出ます
- Level 1(100V側)の効率83.8%は米国の120Vでの実測で、日本の100Vコンセントで測った値ではありません。同じ記事にその注記があるため、この候補は「100V充電はロスが増える」という幅の確認用に留めています。電池に入った量が4kWh未満の短い充電ではロス率が約26%まで増えるという記載も同じ出典にあります
- 公共の急速充電は円/分の時間課金が混在するため、ここで出す 円/kWh ベースのロス金額とは課金の土俵が違います。充電した電力量で課金されないプランの金額は EV充電料金計算 の側で扱っています
試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。
計算結果は入力された走行距離・電池側電費・充電効率・電気料金単価に基づく概算です。実際の損失率は車種・車載充電器の設計・バッテリー温度・充電開始時のSOC・気温で変動します。掲載元の数値はそれぞれ独自の実測条件・仮定条件下的の値で、日本の家用コンセントで統一測定された値ではありません。
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よくある質問
- Q. EVの充電ロスは何割ですか
- A. 方式によって幅があり、1つの値にはできません。Japan Energy Times が整理した実測では、家庭用の200V(Level 2)普通充電の平均効率は89.4%でロス5〜15%、100V(Level 1)側は平均83.8%でロス約16%、DC急速充電は85〜90%、テスラ スーパーチャージャーは90%前後とされています。この画面はこれらの幅の中点を選び、自分の走行距離で失われるkWhと円を出します
- Q. 充電でどれだけ電気がもったいないことになりますか
- A. 月1,000kmを電池側電費6km/kWhで走る場合、電池にはいる電力量は166.67kWhで、効率89%ならコンセント側からは187.27kWh必要になり、失われるのは20.60kWh・31円/kWhで639円/月(年7,663円)です。効率85%まで下がると失われる量は29.41kWh・912円/月になります
- Q. 電気代はどれくらい上がりますか
- A. ロスは電力量の割合で出ます。効率90%で11.1%、89%で12.4%、86%で16.3%、85%で17.6%、84%で19.0%の増加です。走行距離と電費が同じなら、電気代の増加率は効率だけできまり、単価を上げても率は変わりません
- Q. カタログの電費に充電効率を掛けてもいいですか
- A. 掛けないほうが安全です。メーカー公表の交流電力量消費率は充電器から入れた交流電力量を基準にした値で、充電時の損失を含み得ます。Japan Energy Times は「カタログの値から電気代を出すときは、ロスを重ねて掛けません」と注記しています。この画面でも公表WLTCの電費を選ぶと、効率を掛ける場合は注記が出る作りです
- Q. V2Hを使うとロスは増えますか
- A. 充電(AC→DC)と放電(DC→AC)が重なるぶん増えます。同じ掲載元はV2H経由の自家消費で「合計15〜25%のロスが生じ単純自家消費より効率が低下する」としており、この画面は中点の20%を追加ロスとして掛けられます。月1,000km・効率89%の条件だと必要電力量は187.27kWhから234.08kWhに増え、実効電費は5.34km/kWhから4.27km/kWhへ下がります