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太陽光年間発電量計算

地域(東京・大阪・福岡)の気象庁12か月日射量を合算し、年間発電量と月別内訳を計算。地域ごとの年間差を確認できます。

公開日:2026-09-13 最終更新:2026-09-13 監修:エネルギー計算ツール編集部

計算ツール

設置条件を入力する

地域を選ぶと、12か月の日射量から年間発電量と月別の内訳を出します。

気象庁 2025年の年平均値を持つ3地点です

定格容量(システム容量)を入力

0 のままなら損失なしの理論値

1年間の見込み発電量(損失率を差し引き後)

7,244.6kWh

1年の理論値(損失なし)
7,244.6kWh
1年間で失われる電力量
0.0kWh
年間日射量
1,449kWh/㎡

月別の内訳(見込み発電量)

日射量 見込み発電量
1月 2.94kWh/㎡ 456.4kWh
2月 4.06kWh/㎡ 567.8kWh
3月 3.72kWh/㎡ 576.9kWh
4月 4.69kWh/㎡ 704.2kWh
5月 4.42kWh/㎡ 684.6kWh
6月 5.22kWh/㎡ 783.3kWh
7月 6.00kWh/㎡ 930.0kWh
8月 5.28kWh/㎡ 818.1kWh
9月 4.00kWh/㎡ 600.0kWh
10月 2.31kWh/㎡ 357.4kWh
11月 2.67kWh/㎡ 400.0kWh
12月 2.36kWh/㎡ 366.0kWh

日射量は1日あたりの平均値。発電量はパネル容量×日射量×その月の日数×(1−損失率)です。

計算に使う値

  • 地域 東京
  • パネル容量 5.00kW
  • システム損失率 0.0%

計算式

月ごとの発電量(kWh)= パネル容量(kW)× その月の日射量(kWh/㎡/日)× その月の日数 ×(1 − システム損失率(%)÷ 100) 年間発電量(kWh)= 12か月の月ごとの発電量の合計 年間日射量(kWh/㎡/年)= 各月の日射量(kWh/㎡/日)× その月の日数 の合計

変数の意味

記号 意味 単位
kW パネル容量(システム容量)。定格値の合計を入れます kW
H_m 月 m の1日あたり日射量。気象庁の月平均値(1日あたり) kWh/㎡/日
L システム損失率。既定は 0 で、損失を差し引かない理論値になります
D_m 月 m の日数(1月=31、2月=28 …)

なぜ「容量 × 日射量」を12か月ぶん足せば年間になるのか

太陽光パネルの定格容量は、日射量1kW/㎡の光を当てたときの出力として決まっています。1kWのパネルは1kW/㎡が1時間続けば1kWh出すので、「日射量4.42kWh/㎡の1日」なら1kWあたり4.42kWhという定義から出る等式になります。

この等式を月ごとに当てはめて足し合わせた合計が年間発電量です。5kWのパネルで東京2025年を合算すると、損失を差し引かない理論値で7,244.6kWh/年になります。製品の性能差に依存しない恒等式なので、メーカーや機種ごとの係数を置かずに計算できます。

地域でこれだけ違う(2025年)

同じ5kWのパネルでも、地域の日射量で年間発電量は変わります。

  • 東京 → 7,244.6kWh/年
  • 大阪 → 7,881.1kWh/年
  • 福岡 → 7,288.5kWh/年

大阪は東京より約8.8%多いです。年間日射量が1kWh/㎡変わると、5kWなら年間約5kWh発電量が変わります。日射量の単位と読み方は日射量データベースの単位にまとめてあります。

月別の内訳を見る理由

年間の合計だけでは、季節の波が見えません。東京2025年は5月(15.9MJ/㎡/日)が684.6kWh/月なのに対し、12月(8.5MJ/㎡/日)は366.0kWh/月です。年間の金額を見積もるときは、この波をならした年平均値だけでなく月別の内訳を見ておくほうが実態に近くなります。

気象庁の月平均値は「1日あたり」

気象庁の表題は「月平均値」ですが、中身は1か月の合計ではなく1日あたりの平均です。ここを取り違えると年間発電量が約30分の1になります。このツールは「1日あたりの値 × その月の日数」で積み上げているので、合計として読んだ値を入れ直す必要はありません。

システム損失率を既定で 0 にしている理由

現実のシステムは定義どおりには出ません。影・配線ロス・パワーコンディショナの変換・温度上昇による出力低下で、理論値より少なくなります。ただしこの減少分は製品と設置条件で変わる経験値です。NEDO・資源エネルギー庁・太陽光発電協会のいずれにも、一律に当てられる公表係数を確認できませんでした。

確認できていない値を既定に入れることはしないので、損失率の既定は 0(損失を差し引かない理論値)にしてあります。結果には理論値と見込み値を両方出し、15%を入れると東京の例では7,244.6kWh/年が6,157.9kWh/年になり、差の1,086.7kWhが失われた分です。

方位・傾斜角を入れていない理由

斜面日射量はNEDO MONSOLA-20が持っていますが、閲覧システムが動的生成で、地点別の値を取得できませんでした。取得できていない係数を置いて「南向き30度なら○%減」と書くことはしません。このツールは水平面日射量だけを受け取り、方位と傾斜角の影響はシステム損失率の側でご自身が見積もって入れる形にしてあります。

計算結果の使い方

年間発電量は、そのままでは「どのくらい得か」を教えてくれません。自宅で使う分と売る分に分けて、はじめて金額になります。

  • 自宅で使った分 → 買わずに済んだ電気代が浮きます。自家消費率と自給率の違いでは、発電量と自家消費電力量から節約額と売電収入をまとめて出せます。
  • 売った分 → FITの売電単価が掛かります。住宅用(10kW未満)は調達期間10年で、前半4年と後半6年で単価が違います。売電単価の年度別一覧で年度と年数を確認してください。

ある月1つを深掘りしたいときは太陽光月間発電量計算が、年平均値1つから年間を出すなら太陽光発電量計算が使えます。

日本での計算例

東京

5kW・システム損失率0・12か月合算

パネル容量
5.00kW
地域
東京
システム損失率
0.0%
理論値(年間)
7,244.6kWh
年間日射量
1,449kWh/㎡

※ 気象庁 東京2025年の12か月(1日あたり)を月ごとの日数で積み上げて合算しています

試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。

3地点比較

5kW・損失0で東京・大阪・福岡を比べる

東京
年間日射量1,449kWh/㎡
大阪
年間日射量1,576kWh/㎡
福岡
年間日射量1,458kWh/㎡
東京
7,244.6kWh/年
大阪
7,881.1kWh/年
福岡
7,288.5kWh/年

※ 同じ5kWでも大阪は東京より約8.8%多く発電します

試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。

東京

5kWにシステム損失率15%を当てた場合

パネル容量
5.00kW
地域
東京
システム損失率
15.0%
見込み(年間)
6,157.9kWh
理論値(年間)
7,244.6kWh
失われた電力量
1,086.7kWh

※ 理論値と見込みの差は年間1,086.7kWhで、率にして15%ぶんそのまま減ります

試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。

⚠ 注意事項

  • 日射量は気象庁の東京・大阪・福岡(2025年)の月平均値を収録しています。ほかの地域・年は気象庁やNEDOの日射量データベースから、ご自身の地点の値を入れてください。
  • 気象庁の表題は「月平均値」ですが、中身は1か月の合計ではなく1日あたりの平均です。合計として扱うと年間発電量が約30分の1になります。
  • 12か月の月別値(各1桁丸め)を合算しているため、年平均値1つに365を掛ける計算とは約0.1%ずれる場合があります。どちらも同じ東京2025年の値です。
  • システム損失率の既定は 0 です。公表された一律の係数を確認できなかったためで、影・配線・パワーコンディショナの変換・温度上昇による出力低下は、ご自身の設置条件で見積もって入れてください。
  • 方位と傾斜角は計算に入っていません。水平面日射量だけを受け取り、斜面の違いは損失率の側で織り込む形にしてあります。
  • 月ごとの日数は2月=28日で固定しています(うるう年の29日には対応していません)。

試算例であり、実際の結果を保証するものではありません。

計算結果は入力されたパネル容量・月別日射量・損失率に基づく概算です。実際の発電量は設置方位・傾斜角・影・気温・経年劣化によって異なります。

関連記事

出典・データソース

  1. [nedo-solar-db] NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

    日射に関するデータベース:日射量データベース

    アクセス日:2026-09-08

    A
  2. [nedo-solar-viewer] NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

    日射量データベース閲覧システム

    アクセス日:2026-09-08

    A
  3. [nedo-solar-manual] NEDO(委託先:一般財団法人日本気象協会)

    NEDO 日射量データベースの解説書(WEB版 Ver 3.0)

    アクセス日:2026-09-08

    A
  4. [nedo-copyright] NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

    サイト利用について

    アクセス日:2026-09-08

    A

よくある質問

Q. 5kWの太陽光で年間どのくらい発電しますか
A. 地域と日射量しだいです。気象庁2025年の月別値を合算すると、損失を差し引かない理論値で東京7,244.6kWh/年、大阪7,881.1kWh/年、福岡7,288.5kWh/年です。システム損失率を15%入れると東京は6,157.9kWh/年になります。同じ5kWでも東京と大阪で約637kWh/年の差があります。
Q. 東京と大阪で年間発電量はどれくらい違いますか
A. 2025年の気象庁値で比べると、大阪(年間日射量1,576kWh/㎡)は東京(1,449kWh/㎡)より約8.8%多く、5kWなら年間637kWhほどの差になります。年間日射量が1kWh/㎡変わると、5kWなら年間約5kWh発電量が変わる計算です。
Q. 月間発電量と年間発電量の計算はどう使い分けますか
A. 年間発電量は12か月ぶんを一括で合算して、季節の波と地域差を一度に見たいときに使います。ある月1つを深掘りしたいときは月間発電量計算です。両者の計算式は同じで、月ごとの発電量を足し合わせた合計が年間発電量になります。
Q. 年平均値で計算した場合と数字が合いませんが
A. このツールは12か月の月別値(各1桁丸め)をそれぞれの月の日数で積み上げて合算します。年平均値1つに365を掛ける[太陽光発電量計算](/solar/hatsudenryo/)とは、丸めの位置が違うため約0.1%ずれることがあります。どちらも同じ気象庁東京2025年の値で、どちらが正しいというものではありません。
Q. 方位や傾斜角は計算に入りますか
A. 入りません。このツールは水平面日射量だけを受け取ります。斜面日射量はNEDO MONSOLA-20が持っていますが、地点別の値を取得できなかったため、確認できていない係数を置くことはしていません。南向き・傾斜30度などの影響はシステム損失率の側で見積もって入れてください。